狸にやられた!

昨年は簡易ネットでたぬきにトウモロコシ
まくわうりを荒らされ全滅しました。

その経験もあって今年は厳重なネットを造り
タヒチ黒玉スイカを栽培をしました。

順調良く育ち明日収穫予定のその夜右隅の僅かな隙間から
侵入して地面に転がっている大きなスイカ6個を見事に
食い荒らされました。

まさかの残念の一言では済まされない。
敵討ちに燃える瞬間でした。

たぬき敵討ち

たぬきの捕獲には通常、箱ワナを使用します。
(自治体で写真を提示、訳を話して借りることができました)
餌には食べられた果実を用いる。

※鳥獣の捕獲には、原則として狩猟免許が必要になります。
 ただし、垣、柵その他これに類するもので囲まれた住宅近隣の畑では
 以下の条件を満たせば、自治体によっては狩猟免許の取得や役所への
 申請をせずに捕獲が可能です。
 詳しくはお住いの自治体担当者にお問合せください。

・特定猟具(銃器を除く)を使用すること
・狩猟鳥獣を捕獲すること
・狩猟期間内で捕獲をすること
・狩猟可能な区域で捕獲をすること
・土地の占有者の承諾を得ること

敵討ち成功‼

狸【racoon dog】のその後

二日間、たぬきの観察で分かった事
長胴短脚の体形で、耳や鼻は丸く、
口先は尖っている。接地する後肢の指は4本である。
全身白毛が混じった灰黒色で、眼の周囲は黒毛で
パンダのように垂れ下がっている。

三日目の朝、檻を車に載せて二つの峠を越え、山の麓へ
到着した。杉木立の間にある茅草に向けて檻の扉を開けると
たぬきは振り向きもしないで一目散に駆け去って行った。
  さよならも言わずに・・・・

保護ネット頂上の西瓜が消えた!

たぬきが去って一週間。ここまでは登らないだろうと
毎日スイカの熟成を楽しみに観察していました。

ある朝点検を兼ねて見ていると「え!」
スイカが消えているではないか?
またタヌキか?でも食べ散らかした後もなく
上から落とした形跡もない。
タヌキによるものとは考えにくい!では??

「その名は」…… ”あらいぐま”

手先が器用で力持ち 木登りが得意で
スイカに500円玉程度の穴をあけ
手を入れて中身を食べる。

中型犬くらいの大きさ頭から尾の先まで70~90㎝
尾に5~7本のしま
前足・後ろ足とも5本指
耳はとがって白いふちどり
目のまわりに黒いマスク模様
眉間に黒いすじ
ヒゲは白い

黒玉スイカの特徴

深緑黒の皮に、真っ赤な果肉がインパクト大のスイカで
重さは3~5㎏と手頃な大きさです。
しまった肉質でシャリシャリとした食感,
糖度12~13度で特有の風味と爽やかな甘さを楽しめます。
果皮が極めて硬いため日持ち良好です。

タヌキの天敵

野生のタヌキは食べられるチャンスが訪れた際には、それを逃すことはありません。
彼らにとって、毎日が生存と死の選択を迫られる日々であり、これが彼らが生き抜いてきた理由です。

野生のタヌキの寿命は通常4~8年です。この短い期間の中で、彼らは様々な困難に
立ち向かいながら生き抜いています。

彼らの天敵の中でも特に恐れられる存在はオオカミです。
オオカミはタヌキにとって最大の脅威であり、彼らが常に警戒心を持って行動する理由の一つです。
オオカミの襲撃から逃れるために、タヌキは機敏な動きと狡猾な戦術を駆使し、生き延びる努力を
惜しまないのです。

まとめ

西瓜の栽培において、ブログで紹介しているようなテント型ネットを使用せず
に、代わりにタマネギネットのようなカバーを使うことで、タヌキなどの動物
が引っかき傷をつけても西瓜を守ることができるという結果がありました。
ただし注意点としてネットの口が西瓜の最大直径よりも大きいことが重要です
口が小さいと西瓜を取り出す際にネットを切り裂く必要があるためです。

黒玉スイカは、その甘さとジューシーさで有名なタヒチが一番有名な品種です
これから派生した「でんすけ」スイカや「ばくだん」スイカも知られています
一般のスイカよりも糖度が高く、非常に甘くジューシーな味わいが特徴です。
果肉は濃紅色で、シャリ感があり、糖度は通常12度前後で、瑞々しく爽やかな
香りがあります。その際立った甘さから、通常のスイカと比べて特においしい
とされています。高値で取引される高級スイカの代表的な品種でもあります。